
田上くんが1人で営む小さなイタリアンは、「でこなる横丁」の中にある。客が座る椅子はカウンター7席のみ。彼が客前のカウンターからキッチンに戻る時、いつも体の向きを変えずにバックで戻っていくくらい狭い店だが、その小さな店で食べるイタリアンを求めて客足は絶えない。 かつて東京の超有名イタリアンで修行していた彼には、「美味しいもの」について常にアンテナを張ることの大切さが身についているのだろう。提供される一皿はその時々でアップデートされており、いつ足を運んでも地産で旬の素材を使うことが信条の旨いイタリアンに巡り会える。ちなみにここの料理には、ベーカリーで学んだ彼がいつも自分で焼き上げている、これまた旨いパンが添えられている。(Y)




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